東光院の紹介
東光院について
東光院は湘南発祥といわれる
歴史と文化の町 大磯にあり、
船附山薬王寺東光院という
正式な名称でもわかるとおり
大磯漁港のすぐ北に位置し、
境内には潮の香りが漂います。
小さな町のちいさな寺院ですが
人に寄り添わせて頂くことが
寺院の本来の姿でございます。
どなたにも気軽に立ち寄って
頂きたいと想います。
薬師如来と弘法大師
十二年に一度しか
拝顔できない秘仏
本尊薬師如来立像
東方浄瑠璃世界の教主で、正式名を薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)といいます。手には薬壺を持ち病気を治して衣食住を満たす仏の世界での医師ともいわれます。本堂では日光菩薩と月光菩薩を脇侍として三尊として並び、眷属として十二神将を従えています。
人々の安寧を願い
密教を日本へ届けた
真言宗 開祖 空海
政争や災害が打ち続いた平安時代のはじめ、世の中の苦しみを救うために、弘法大師空海は、唐に渡り、真言密教という新たな息吹をもたらしました。その根本道場としてつくりあげたのが東光院の本山、京都・東寺。それから1200年という時を超えて、脈々と受け継がれ、東光院に連なります。
住職の挨拶
東光院住職の大澤 曉空と申します。
このHPを通して、少しでも東光院のことを知って頂き、皆様のお役に立つことが出来るならという想いで、この度、HPを完全リニューアルいたしました。東光院はこの地域では珍しい?変ったお寺ではないかと思います。
しかし、それは私が僧侶として東光院に戻って十数年の中で、様々なことを檀信徒の皆様、地域方々から教えて頂きながら、私自身が僧侶として、あるいは東光院が檀信徒の皆様や地域のために何が出来るのか、お寺の存在意義について考えてきた経緯があります。
これから多死社会を迎えるなかで、個人化や単身化する家族も増え多くの方が不安を抱いていらっしゃると感じています。
しかし、個人化や少子高齢化はそれ自体が問題なわけではないと思います。社会の急速な変化に社会の仕組みや我々の感覚が追いついていないことが問題なのです。これから、ますます多様化する社会の中で、お寺も柔軟性を持ち、皆様に寄添っていくことで、昔から大切にさせてきた、亡き方を思う気持ちや想いが、これから先も続けて頂ける様に、新しい仕組みを考え取組んでおります。
また、私自身一僧侶として、仏教の大前提「抜苦与楽」苦しみを和らげ安心を届けるという想いを持ち、東光院が皆様のお気持ちの支えになるようなお寺にしていきたいと考えております。
東光院住職 大澤 曉空