しめ飾り

明けましておめでとうございます。
東光院のお正月にもだんだんと慣れてきた寺務の古井でございます。
昨年より左義長のお手伝いの際に余った藁をわけて頂いて、地域の先輩方に教わりながら東光院のしめ縄を手作りでつくっております。飾り付けも年を重ねて豪華になってきました。神様の降臨を表す「紙垂」も、紅白で切り出し、清廉潔白を表す「裏白」と代々栄えるよう願う「橙」は町内の友人に頂きました。この輪を作るタイプのしめ飾りを玉飾りといい関東を中心に飾られるモノで、藁を叩いて編み込み、手がかじかみながらつくるしめ縄飾りは、へたくそですが愛着がわきます。東京にいた頃では経験できない貴重な体験を愉しみながら大磯生活を楽しんでいる寺務でした。

東光院新聞　2015年新春号より