お墓の後ろに立ててあるお塔婆ってどんな意味があるの?
お釈迦様が産まれたインドの古い言葉でストゥーパって言うんだ。
それが中国で漢字に翻訳されて卒塔婆ってなったんだよ!
ところで、お塔婆は少し変わった形をしてるね。上部にあるあの形を五輪と言うんだ。
上から宝珠型は「空」半円が「風」三角形は「火」円は「水」一番下の四角形は「地」を表していて、仏そのものなんだ。
その下に戒名を書くのは亡き人が仏と一体になってることを表して、裏に施主名を書くのは仏の世界とこの世が表裏一体で有ることを表しているんだよ。
法事のときは、亡くなった大切な人が仏様の世界で幸せにいられることを願って建てるんだよ!
東光院新聞 2014年秋号より