真言宗祖 弘法大師 空海の言葉 蓮の花から自浄のこころを知る 2016.8.1 蓮を観じて自浄を知り、菓を見て心徳を覚る はすをかんじて じじょうをしり、このみをみてしんとくをさとる 【出典】般若心境秘鍵:お大師さまの晩年の著作である『般若心経秘鍵』は密教の立場から般若心経を解説した般若心経の代表的な解説書です。 現代語風 蓮の花を見ては自分の心が清浄であることを知り、その実を見ては心に徳が備わっていることを思う。 蓮の花 泥の中からきれいに咲く蓮の花。 その姿から我々も心しだいでどの様な環境にも染まることなく、美しい花を咲かせる自浄の力があることを知り、 さらにその一粒の種の中にも根、茎、花のすべてが備わっているように、私たち一人一人の心の中にもすでに仏の心が宿っていることに気付くという事です。 東光院新聞 2016年夏号より Tweet Share 真言宗祖 弘法大師 空海の言葉 お経って何語?? 諸行無常について 関連記事 全ての生命は仏のいのちを具えているい 夏の涼風も冬の寒風も同じ風 刃物に砥石 車に油 人の心に仏教